花形装飾活字を愛でる その12


2248と2249。 2239と同系の肉です。 お互いに対象的の図案で、 2239と違って汎用性に優れていて、 複数での連携する場合の相性は高いと思う。 この違いって多分というか予想ですが、 制作する際の資金的な差別をする為のものか、 クオリティの差を付ける為のものやったのとちゃうかなあと思います。 規模的なものというか、 単純な感じに対応したり荘厳な感じに対応したり、 そういう利便性の部分で図ったもんやと考えられます。 これは単に伝統的なものや美を意識しただけじゃなくって、 前も書きましたが、 いろんなロケーションに対応する姿勢が見られます。 これは凄く現在にも通じるところがあるように思う。 これの面白いところは、 円なんですが、 実は拡大してよく見ると微妙に斜めになっている。 歪んだ円やったんですね。 最初なんか違和感があったので、 資料を何回も見直してスキャンし直したり、 いろいろやったんですけど、 やっぱり歪んでいました。 けど普通のサイズで見ると歪んでないんですよねこれが。 おーこれは凄いなと思った。 多分、付属してる装飾とのバランスを図る為に歪ましたような気がする。 これを真円にしたらきっと太くて不細工なもんになってた事でしょう。 それと組んで並べた時に、 これのおかげで例の画像のように罫無しでも直線のイメージが作れて、 おかげで整理性に優れてたりします。 もし真円だったら、 なんだか窮屈なイメージになっていたように思うし、 他のと組んだ時にも例にはないけど上手く組み合わさってくれます。 ほんの少しの工夫だけどキチンとスタイリッシュになってますよね。 面白いなあ。そこまで考えてるもんねえ。 ちょっとここらへんから、 組むという事についてそろそろ書いていきます。 組むのは単に美しく並べるのではなくて、 文章が読みやすくなったり整理されたりが一番の基礎の部分なんですが、 もちろん、そんなの気にせずに並べるのも1つの面白さなんですが、 せっかくなのでそういう事を書きます。 例えば今回の例ではある一定のルールの下で外の囲いを作っています。 囲いの肉は美しくあるようにする目的で作られているのですが、 失敗をすると中の文章の邪魔になって逆効果になってしまう。 出来れば目に邪魔にならないように美しく組まなければならない。 その基本的な方法として、 今回のように円をイメージした図案の場合は、 時計回りを意識すると違和感なく配する事が出来ます。 くるりと回りを一周するようなイメージを与えると、 安心かが生まれて文章に集中できる。 逆に注釈して欲しい時には、 上の文字の周りに太くたくさん配してますが、 単に同じ向きに並べるのではなくて、 その中で渦を撒くように配してやると、 それだけで上の空間と下の空間の意味が変わってくる。 1つの装飾と1つのルールでこれだけの事が出来るのだから、 いろんな工夫をすればもっとイメージは無限に膨らみます。 是非、そこも楽しんで欲しい。









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