花形装飾活字を愛でる その17


2255と2256。 2245と2246と同系。 相変わらずいいカタチしてる。 版を組み合わせる妙のバリエーションとしては正しいあり方だね、 と言わざるえないバリエーションをしちょります。 だってスゲーもん。 図案としては前のそれをほとんど一緒。 バランスのとり方も一緒で逸脱なのも変わらず。 これのおかげで、 前のやつだけで組んでいこうものなら、 なんかパターンが前面に押し出されてしまって、 単純でつまらないものになっちゃうんだけど、 これが加わる事でなんと自然な事か。 で、 もう気付いている方もおられると思うけれど、 何か植物(知っている人いたら教えてください)のツルを模している。 この装飾全体がそのようになっているので、 上手く組めば一本のツルが形成しているように見せる事が出来たり、 1つの庭のように表現できたり壁に絡まっている様を表現したりと、 版を組むと同時にどこか箱庭に似た、 または宮廷の大庭園を組むような作業になってて、 これってまさに、 オランダの宮廷文化とその時代にマッチしたデザインだよねと言っちゃいますよね。 大体がそのオブジェクトそのものが具体的な何かであって、 その組み合わせる事で抽象的な表現(なんか意味あるんやろうけど)になっていくのが、 ほとんどの花形装飾の有り様に対して、 このエンスヘデのものは、 額面というか組む事で初めて動き始めるんすよね。 ただでさえ細かい装飾なのでそれは風景に近いようにも感じます。 それはまるで実に遠景だと思う。 あ、次で基本系はおしまいです。 基本形紹介するの飽きたよー(本音)。 なのでそれも次で最後です。 次の次からは少し違う展開になってきます。 お楽しみに。









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