花形装飾活字を愛でる その97


ええと全容です。 うむ2週間でよくやったもんだ、と自分を褒めておきます。 ただやっぱり完成度の底は甘くって、 角度やサイズは調節をしながら使わなくてはいけないし、 活字のように並べて使うのではなく、 オブジェクトを埋めていくように配する事で、 その魅力は最大限に生かされるんですけど、 それが花形装飾活字と呼ばれるかどうかは、 なかなか悩ましいところな感じです。 それでも全力投球でもあるし、 決して中途半端ではなくって、 やれる事はやった感のある「花形装飾活字」です。 モチーフとしては、 今回アートワークを担当する事になった、 シルバーアクセサリー(http://www.miwakazuki.jp/imagest/)の形を元にして、 1つの同じ形のデッサンを重ねて、 その中で図案の比率を変える事で、 変化を与え、 繋げた時にはチェーンのように細く出来たり、 対称に配した時(重ねた時も含む)には、 それがオブジェクトに変化するように設計しています。 もちろん通常のルールでの使用も可能となっています。 タイルのように並べたり、 繰り返しのパターンのようにパーツを作り上げるような、 古典的なやり方でもオッケーやと思います。 あまりにも出来が良かったので、 イメジストではキービジュアルとしても使う事が出来ました。 苦労したのは、 元が立体のオブジェクトなので、 それを平面するという事は角度が重要になります。 最初はその角度を変える事で、 オブジェクトに変化を与える事を考えていました。 あ、最初の時点で、 モチーフをシルバーアクセサリーを直接的に連想出来るようにする事は決まっていました。 何故なら、 シルバーアクセサリーのデザインは抽象的で掴みどころが無かったからです。 具体的なオブジェクトでの設計は避けようとも考えていました。 で、 角度を変えながらデッサンを始めたところ、 なかなか完成が見えて来ず、 そりゃそうで、 なによりも花形装飾活字を設計する上で重要なのは、 形の変化ではなくて、 その曲線の繋がりにこそある訳ですから、 立体的なものを角度を変えれば、 平面にした時にその曲線が個々で変わってしまいます。 それでは失敗です。 で、 考えたのが、 一定の一番いい角度でルールや役割を与えながら、 図案の比率を変えるという方法です。 曲線を変えずにベタの部分や線の長さを工夫する事で、 シルバーアクセサリーのイメージを与えつつ、 そして壊さず可能となった訳です。 だからどんな組み方をしてもそのイメージは維持し続けるし、 その中でフットワークの軽さを発揮するんですが、 それは次回以降に書くとして、 設計の段階として、 今回は鉛筆で描く作業をした訳ですが、 あくまでフリーハンドにこだわりました。 常々、曲線についてはフリーハンドで描いてきた経緯もあって、 とくに定規に頼った設計は今回は避けました。 今回のシルバーアクセサリーに関しても、 銀粘土という焼いて銀を精製する素材を使用しており、 作家の方が手で作る、指先で作るという事にこだわっているという事で、 その曲線を定規で設計する事は真っ向勝負じゃないなという気がしたのも、 大きく影響しています。なんか青臭いですけどね。 今日はこのへんで。









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