花形装飾活字を愛でる その109


今回も、 デザイナーの方に使って貰ったやつの中から、 面白かったやつをピックアップです。 前回とは違う人なんですが、 こんな使い方は自分は絶対にしねー、みたいな感じになってます。 この方には設計概念とかルールを伝えず、 パッと渡して使ってよてな具合で使って貰ったんですが、 ここまで個性とかクセみたいなものが出てくると、 創作になってしまって花形装飾活字じゃねーと思いつつ、 実はこの塊をパターン化して使ったら面白いという一面もあったりします。 本人曰く、 これは恐ろしいな、らしいです。 どんなけ自由に組もうと、 自分の感じで組もうとして創作とするようにしても、 気付いたらこのテイストの花形装飾活字というものなっていてビビッタらしいです。 作った自分としてはシメシメと思ったんですが、 つまり、 グラフィックデザインって、 規制と制限の癒着みたいなところがあって、 大きい統合主義的なものを見定めた上で、 その懐に委ねる対象とするんですが、 イメジスト(http://www.miwakazuki.jp/imagest/)の花形装飾活字では、 それを凄く確認出来たというか、 花形装飾活字という在り方が、 グラフィックデザインという在り方の隣合せみたいなものを、 体現しているものを感じていたのです。 自由という湖の作り方として、 循環から考えていくようなやり方ってのは、 今の広告みたいなその場主義的なものを一層出来るようにも思いました。 ただ課題としては、 想定とするシーンとするのではなくって、 それが1つのアイテムになるくらい、 より自然で穏やかなイメージでないと、 対象とする限定がイメージのプールに、 ただただ流れ込むような現象が起こりかねないと考えています。 イメジストの花形装飾活字というもので言えば、 その点ではある程度の完成にあるように感じます。 ただその対象がグラフィックデザインに精通しているのと、 そうでない場合での完成域の違いに欠点があるように感じました。 これについては難しいとも考えています。 各々の技能と花形装飾活字という懐、 それぞれの使い方、個性、クセ、 それらを全て掬う事が出来て初めて、 花形装飾活字と言えるのだと思います。 簡単にするのと懐を深くする事は違う要素にありますが、 難しい事と優しいという事も同じくらい違う要素にあるように思います。 難解のものは優しくなく、 簡単なものは懐が深くない。 だからといって難解だから懐が深いという訳でもないという事でしょうか。 もちろん簡単だからといって優しいわけじゃない。 理想は懐の深い優しい花形装飾活字こそあるのだと感じています。 エンスヘデのものにしろ、 今回のイメジストの花形装飾活字にしろ、 いろんな弊害があって優しいものであるとは言いにくいけれど、 使うとこれはこれでなんか侮れないやつだったりする。 それが今までの花形装飾活字な訳で、 今回のいろんなデザイナーの方に使っていただく実験で、 その懐の深さの在りどころを確認出来たのはさっき書きましたが、 いかに日本的であるかという事が重要になってくるように考えています。 使った人が言う共通の言葉として、 エンスヘデのやつも加えてですが、 「パズル」や「レゴ」と言った印象を持つ方が多く、 組み合わせる繋げる埋める妙みたいなものにこそ、 花形装飾活字という魅力を感じているようです。 じゃあ装飾という在り方も自動的に決まってくるんですが、 もっともっと重要なのは、 組み合わせる繋げる埋める妙なのが従来の優しくない花形装飾活字なのだとすれば、、 なのですが、 また今年中に書ければと思います。









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