花形装飾活字を愛でる その111


そして、 オブジェクトという概念。 モチーフがシルバーアクセサリーであったという事も、 このイメジスト(http://www.miwakazuki.jp/imagest/)の花形装飾活字に特徴を与えました。 前回書いた特徴を備えつつ、 オブジェクトとして線ではなく形としての存在です。 ここでも悩まされました。 形を作る事で具体的なイメージが発生し、 花形装飾活字としての役目とはどこか遠くへ行ってしまうような気がします。 そうじゃない形とは何なのかが、 今回得る事が出来た大きな技術の1つだと言えます。 飾るべく情報を邪魔しない形、 なおかつ花形装飾活字としての美しさを兼ね備えた形。 どうしろっちゅうねん!と、 とりあえずツッコミながらやりました。 今回のシルバーアクセサリーの形が抽象的な表現だったのも救いでした。 具象と抽象とはまったく別のように感覚としてはありますが、 今までのドローイングの作業の中で、 その関連性に気付いていたのも救われました。 抽象表現とは、 なんだかんだいって知覚によって形作られます。 どんなに天から降ってきたなんて事を言っていても、 知覚や経験、五感に至る全ての感覚の記憶によって表されるのは明確です。 具象表現もまったくなんら抽象表現と変わりありません。 知覚や経験、五感に至る全ての感覚の記憶によってそれは表現されます。 花形装飾活字がグラフィックデザインそのものだと書いている理由もここにあります。 つまり、それら中間を搾取することこそが、 花形装飾活字としての装飾論であり、 廻りの状況、 今回はイメジストのシルバーアクセサリーのブランドを構築する1つの要素でした。 そういう廻りの状況を見極めるのも、 抽象表現と具象表現の搾取の判断材料であると言えます。 ん、ちょっとわからない文章になりましたが、 「花形装飾活字」的なものを構築するという意識では、 決して優秀な花形装飾活字とは言えません、 要素や背景を考慮に入れつつなのは前回までに書いてきましたが、 今回の場合も同じで、 イメジストのシルバーアクセサリーが背景だからこそ生まれた形であり、 それがオブジェクトにならなくては意味がないのと同時に、 実際の在り方として、 あくまで中心となる情報、シルバーアクセサリーを伝える一つの要素として、 イメージを構築するものでもあるという事です。 過去の花形装飾活字のイメージが、 知らずにその時代背景や要素を表してるのと同じで、 それを組む事でイメジストのシルバーアクセサリーが自然に連想され、 なおかつメインに置くべき情報よりも、 イメージが強くならない形を搾取しなければならんちゅう事です。 イメージが先行するようなら花形装飾活字なんて形態を取るのではなく、 装飾とした方が優秀です。 過去に花形装飾活字が衰退したのもイメージが先行したせいなのは、 別の話になるのは置いといて、 次回へ続く。









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