花形装飾活字を愛でる その113


という事で、 一巡してエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字を。 やっぱこいつスゲーなあって思った。 君いいよホントにもう溜息まじっちゃうよマジで。 久し振りに使ったら思わずずっと使いそうになって、 この文章書く時間を無くすとこでした。 はっきりいってこれってまだまだ理解しうるには、 使い続けて観察するしかないんだけど、 なんだか、 IMAGESTのやつにしかり、 今、別で設計してるやつにしかり、 そういうのが合わさって自分の中でかなり、 いつの間にか花形装飾活字への理解が深まっていたらしいです。 その中でエンスヘデのやつを使ったら、 思いの他新しい感じで使えたので、 その報告も併せまして、 いろいろ絡ませながら、 次からそういう展開になります。 にしても面白いよねこれ。 この造形美ってやっぱり女性的なところにあって、 なんというか髪の毛とか、 化粧に近いように思いました。 曲線の在り方とかは、 女性の輪郭や柔らかさの官能的な部分に似ていて、 逆に直線的な部分を構築する事で、 その不安定なドキドキをカバーしてる訳なのですね。 だから新たなに気付いた部分としては、 表裏一体、ある意味でフタナリ…は例えが悪いので置いといて、 1つの版でもその完成に安定感が備わってる訳です。 逆を言えば不安定要素をワザと作って、 複数を使わせるやつも花形装飾活字には存在している訳ですが、 それにはかなりの数の版が必要になる訳ですから、 活版印刷という視点で考えれば、 あんまし実用的ではないように思います。 という事は、 これは調べてみると面白いんですが、 初期のアラベスクに近い花形装飾活字は、 ワザとではない不安定要素ばりばりの版で、 複数のものを組む事が前提にしているのに関わらず、 時代が過ぎていくにつれて、 その完成度があがり、 版そのものへの追求へと至った結果、 このエンスヘデのやつになったんやと思いまする。 これより時代が過ぎるとなかなか低迷で、 実験的な革新的なものになっていくのですが、 あんましよろしくない、 どっちかというと使えない。 もうパターンデザインでいいじゃん的な勢いになってきます。 コンピュータが導入されて一気にそれは加速されたようにも思います。 日本のやつにしろ低迷期のやつを輸入したにすぎないからなあ。 こればっかしは好みなのでなんとも言えないんですが、 やっぱりエンスヘデのやつが素晴らしすぎるでしょうよと、 これ以上のもんがあるんなら拝んでみたいよマジで、 完成形なので、 ある意味これ以上のもんは作れないに等しいですが、 考え方を変えると違う方向でいいものは作れると思うんですよね。 その結果がの1つがイメジストのやつやった訳で、 まあ、でもあれはテイストは花形装飾活字というところに置きながらなので、 ちょっと小細工をした程度なんで、 そのような出来なんですが、 だって、そんな小細工だけでもいろいろ試せるという事は、 絶対に現在の実用でも可能な気がするんですよね。 ただ重要なのはその懐具合をどこにするかというのも、 考えなあかんのですが、 そういうのを繰り返すことで、 新しい花形装飾活字の可能性というのもまた発生するものだとも感じています。









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