花形装飾活字を愛でる その55


最近、配布条件を読まずに、 配布についてのお問い合わせをいただく場合が多くなりまして、 それはもちろん興味を持っていただいて、 凄く嬉しいんですが、 こちらとしてもそれを伝える努力を怠っているという事でもあるので、 ここらでキチンともう一度、 配布についての詳細を書かせていただきます。 まず、 これはサービスではありません。 と言ってもボランティアでやっている訳でもありません。 著作権や版権がボクにある訳ではないし、 それがまたフリーという訳でもないのです。 なのに何故に条件提示をし、 それを設置しているのか、 というのを順を追って書いていきたいと思います。 この花形装飾活字は、 オランダのエンスヘデ地方にある(今は博物館?)エンスヘデ活字鋳造所というところで、 1820年頃の見本帳に掲載されたシリーズ60オーナメントと呼ばれるものです。 それを今回、 アドビイラストレーターを使用し1つずつのオブジェクトを、 チマチマとアウトライン化したものを配布するに至っております。 多いお問い合わせとしては、 これは違法性について大丈夫かどうかというのがあります。 多分、著作権(つまり版権)の事を指しているのだと思います。 http://homepage2.nifty.com/kurusu-patent/information_letter%20protection.htm ネットではあるのですが、 こちらのテキストを参照した場合に、 「書体とは、装飾のために文字に付与される形態をいう。」 という定義があり、 世界的にも印刷に使用される書体は著作権が認められないとしている場合が多いのです。 アメリカの場合は、 「印刷上の飾り、文字および色彩の単なる変形は、米国著作権法により保護されない。」 とされています。 このエンスヘデ活字については、 オランダのエンスヘデ地方のものであって、 欧州連合の著作権法が適用される場合もありますので、 その全てではないと考えられます。 ただ、これは解釈の問題でもあって、 個人的にはそれが印刷物の中の1つであって著作権が認められないもので、 違法性は無いのだとしても、 その敬意と尊敬は忘れてはならないと思います。 なので結論としては、 この複製する行為、配布の行為、使用する行為は、 高い確率で違法性は無いものの、 万が一に状況の変化や解釈によっては、 それも有り得るという事です。 なので使用する場合にはその責任を使用者に委ねさせていただいております。 ボク個人としても、 その著作権を主張する事はありませんし、 出来れば自由に使って欲しいという意図のものでもあります。 このデータを手に入れた段階で、 全てが使用者のものであり、 ボクのものではないという解釈で大丈夫です。 なので配布でありながら、 差し上げますというスタンスを取っているのです。 つまり自由にしていいけれど、 その責任は使用者にあるという訳です。 次に、 何故条件を付けているかについてです。 表ルートについて言えば、 欲しいという気持ちとその理由は、 人それぞれだと思います。 その思いの強さを図らせていただく為にも、 文字数を3500文字という少し書くには気合のいるギリギリの文字数にさせていただいています。 本当は出来ればフリーにて誰もが使えるようにしたいのですが、 たくさんの数が配布されて、 この装飾活字の価値が薄れてしまう事を怖れています。 その世界が広がる事は大賛成です。 たくさんの方が興味を持ち、 知ってもらう事は凄く嬉しい事なのですが、 それが乱用される事は望んでいません。 先程、書きましたが、 その為にも、 その思いの強さを図らせていただく為にも、 条件提示をさせていただいております。 3500文字は大変な文字数です。 とくに未知な花形装飾活字について書こうものなら、 物凄い努力と根性が必要だと思います。 が、 それを越えた先にそれだけのものがあると考えていただいて大丈夫です。 このデータはそれだけスゲーのです。 別に1万円くらいで売ってもいいんじゃんと言ってしまうでしょう。 それくらいスゲーぜ。 このクオリティでこれが手に入るのはまずここでしか無いし、 まず公式なルートじゃ手に入らないね絶対。 それに比べたら3500文字なんて簡単に思えるくらいです。 逆にええの!?3500文字で!?みたいなノリです。 こちらとしては、 3500文字くらい書けよな。とも言いたい感じ。 別に難しい事を書かなくってもいいんですよう。 要は思いですよ、 ハートが伝わってこりゃいいんすよ。 もちろん、裏ルートでもオッケーですよ。ゲヘゲヘ。 あ、この裏ルートはまるで袖の下扱いにしていますが、 このデータを作ったボクを祝ってくれてもいいじゃん的な意味合いが強いです。 なのでギブアンドテイクな物々交換でなくて、 よく頑張った!という労いの言葉となんかくれよ的な、 そういうイメージが嬉しいです。 心をください。 ま、それはさておき。 最後の方は文体崩れちゃいましたが、 どうでしょうか伝わりましたかね。 では、 改めまして、 http://www.fengfeeldesign.org/printers_flowers/index.html こちらを参照の上、ご応募お待ちしております。









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