花形装飾活字を愛でる その94

やっとこさ本題です。 と言っても書きたい事は脇道に逸れた時に書きまくってしまいましたが、 ようするに花形装飾活字においてその曲線の美しさは、 単に美意識によるものではなくて、 タイポグラフィにおいての裏づけのある配慮された美しさなのです。 とくに技術的な問題も含めて活版は直線的です。 花形装飾活字を罫線の延長線上と考えるなら、 なおさら直線には意識しなければならないし、 その役目も果たさないといけません。 美術的にも価値を高めるべきです。 重要なのは、 美術家でなくても使えるという前提で構築されているという点です。 曲線は美の究極であり極める事は直線の比ではありません。 それを利用する事が印刷で可能になるという夢を与えてくれました。 そしてそれがタイポグラフィにおいて配慮されている訳です。 もちろんそれも少しのルールを覚える事と工夫で簡単に扱えます。 これ以上は書かない方がいいですね。 ホントギリギリだなあ。 なんだか曲線のこだわりといってもカーブがこうねいいんだよねとか書いてませんが、 花形装飾活字において曲線へのこだわりとはこういう事だと思います。 そんなの曲線のラインがねとか美術家でないからわかんないですよ。 あくまでタイポグラフィであってグラフィックデザインですから。 そして偶然性に身を委ねるだけのものが、 この曲線にはある訳です。 完成の域とか書いてますが、 まだまだ発展途上やと思います。 それは多分、 時代とか感覚とかそういうのでどんどん変わっていく部分です。 そういう意味でまだまだ花形装飾活字は捨てられません。 あくまで「活字」で、 いっそ言語と同じでいいと思うんですよね。 文章と同じくらいに美術を言語にしちゃったわけですよ。 この曲線群ってやつはマジでスゲーのです。 単に装飾ならイメージですから、 花形装飾活字の曲線の在り方、そのこだわり、 当時の考えた人に賛美以外の何もない感じです。 こんなもんで。









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