花形装飾活字を愛でる その134



「波紋」と「対岸」の関係についてです。 能動的な「波紋」に対して、 受動的な「対岸」は、 互いに近づけば近づく程に関連性を高め、 離れれば離れる程に、 「対岸」の「波紋」に対する傍観者っぷりというのは、 半端なく高まっていきます。 同じ紙面にある以上は、 「水草」を使う使わないに関わらず、 その関連性を完全に断ち切るのは絶対的に無理であり、 逆に融合する事もまた無理な話なのです。 で、あるのならば、 「水草」を使用する事で、 その要素を最大限に生かす発想で考案したのが、 この2つの関係性にこそある訳です。 まず、 受動的な「対岸」の内側に注目して欲しいのですが、 内側の情報は、外側の情報との関係を一切絶ち(実際には絶っていない、もしくは絶つという振る舞いをしている)、 前回も書きましたが、 それこそ「対岸の火事」のように内側の情報が、 外側の情報を伺っているに過ぎない状態を作り出しています。 能動的である「波紋」は、 受動的である「対岸」の効果によって、 その紙面における空白の動きの部分は、 「対岸」を設置しない場合よりも強さを増すのと同時に、 その効果的距離を縮める結果となっています。 これは「対岸」が「波紋」に近づけば近づく程に、 反応を強め、 「波紋」に多きな影響を与えます。 しかし、 受動的である「対岸」の内側は、 その反応には一切の変化はなく、 ただただ、 「対岸の火事」として傍観するのみなのです。 実は、ど勘違いして一回分の予定していた内容を飛ばしてしまいました。 次回は「対岸」の文字情報配置の在り方に戻ります。 申し訳ないです。









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