花形装飾活字を愛でる その139



「波紋」「対岸」「道標」。 そして改めまして『新・花形装飾活字、水草』の世界へようこそ!! うむうむやっとここまでこれました。 今まではあくまで、 水草がグラフィックデザインとしてタイポグラフィとして、 いかなる視点で考えられて、 それはどのように使うべきなのかを重点的に書いてきました。 ここからは、 装飾の部分、飾りとしての水草に触れていきたいと思います。 その中で配置の妙みたいなものも画像でお伝えをしつつ、 この水草が今後どのようなシーンでスタンスで、 使われる事が望ましいかも含めて書いていけたらなと考えております。 なので、 まず、今回は、 今までに紹介してきた作法の3つを一同に並べてみました。 いかがでしょうか。 既に装飾としての根本は実はこれでオッケーな水準になっています。 というのは、 考え方として、 西洋の花形装飾活字が全体主義というか統合主義的なモノの捉え方に対して、 今回の水草は部分的で文字を支配せず開放的に捉えたまま、 全体を把握するというのが特徴なんです。 つまり、 めちゃんこ整理された瓦版と言ったところでしょうか。 瓦版は言わば本文さえも描き文字で行っていましたから、 そのまま活字になる事でその発想での花形装飾活字は、 今ある表彰状等を見れば一目瞭然ですが、 紙面として階層ではなく一枚の絵として、 の美術文化をどう生かすのかという点において、 今回の水草は打ってつけという訳です。 だいたいからして四角い紙面において、 どのように配置をしてもバランスを崩す事もなく、 装飾としての機能を活かす事が可能です。 時には生け花のように、 時には日本庭園のよう、 自然が織り成す現象もありでしょう。 もちろん西洋的に囲う方法も、 キチンと部品を作り装飾としてのバランスを考慮しながら組めば、 これまた不思議な絵になります。 その時時の文章の内容やシーンによっても、 イメージを変える事で柔軟に対応する事が出来ます。 そしてこの時に忘れてはいけないのは、 水草はあくまで主体となる現象の事象でしかないという事です。つづく。









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