花形装飾活字を愛でる その142



「波紋」に「対岸」を被せるとどうなるかです。 画像を見れば一目瞭然ですが、 左上と右下の空間の圧倒的な差を感じる事が出来ると思います。 左上なんかはちょっとした浮遊感のような軽ささえ感じられます。 右下なんぞは深く沈み他の空間との一切の関係を断たれた状態になっています。 これは「対岸」による止まっている異質空間の中に、 動きである「波紋」を「対岸」に放つことで、 思いもよらない程のイメージの断絶が起こっている事によるものです。 つまり裏を返せば、 この形を作る事で左上部に関しては、 一切の紙面への影響が無い状態を作り上げる事が出来ます。 これくらいのイメージとしての圧縮を作り出してしまえば、 例えば西洋のようにシンメトリーで囲む事での装飾も可能になります。 また、この事象の特徴は、 互いの余白、空白に依存をします。 水草がそのまま左上に移動していくと、 右下の断絶感は緩み、 同時に左上の紙面における支配感が緩みます。 ただし、互いの関係は変わる事なく維持し続けるので、 均等に断絶している状況になるだけなんですが…。 この場合の正しさとしてはやはり、 組む自然さを考えると、 画像のように右下を圧迫するようなやり方の方がいいんですねきっと。あ、文字の情報逆だったかも。ま、そういう感じです。









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