花形装飾活字を愛でる その155



本文も混ぜてみましたがいかがでしょう。 本来オブジェクトの側面毎の曲線や直線のコントロール、 という事になるんですが、 この水草は「線」そのものが曲線や直線をコントロールしています。 従来がオブジェクトに対して「線」という事は、 逆にオブジェクトの部分、 つまり水草にとっての「肉」の意味はなんなのか、 それは「染み」です。 「線の」通ったあとの「染み」のようなもの、 滲んだ時間経過そのものを表わす事で、 具体的な文字のイメージよりも下の階層のイメージの構築が可能となっています。 意識的に発生する事象と、 無意識的に発生する現象が一体となるのが、 西洋としての組みを前面に押し出した時の水草という具合です。 違いを上げるとすれば、 委ねる対象が、 西洋の場合は確固たるオブジェクトによる線のコントロールにあるのですが、 水草の場合には線は引くものであり、 オブジェクトそのものは線が起こす事象が影響した、 1つの在り方でしかないという訳です。 その反面、 「線」そのものは「肉」に覆われた「陰」にあり、 全体のイメージとして「線」を認識出来るという状況は、 見えないものを想像する情緒、日本の美であると言えます。 何がローカライズかという点において西洋の手法を用いたとしても、 根本的な水草の日本的な面白味みたいなのは変わらないという事がわかります。 そしてそれは基本手法の2つを組み合わせるのみという、 簡単にした事を褒めてあげてください。









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